【プレミアリーグ】アーセナル3-1トッテナム(日本時間10月1日/エミレーツ・スタジアム)
アイデア抜群のプレーが思わぬ珍現象を引き起こしたようだ。アーセナルに所属するノルウェー代表・ウーデゴールがボックス内で見せたプレーをABEMAの実況・寺川俊平氏が描写した語感がおもしろかったのか、コメント欄がとある言葉で溢れかえる事態が起きた。
開幕から7試合を終えて6勝1敗で首位に立つ、絶好調アーセナル。トッテナムとの通算171回目のノースロンドン・ダービーも早々に先制点を決め、さらに攻勢を強めていった。さあ追加点なるか。そんな場面で、とある珍現象が巻き起こったのだった……。
23分、中央やや左の位置からボックス内の右でボールを受けたウーデゴール。目の前に2人のDFと対峙するなかでボールをさらしながらジリジリとゴールに動きつつ、次の瞬間、相手の意表を突くタイミングで、左足アウトパスを中央に送り込んだ。レフティーの特性を生かした独特のリズムと間合いと身体操作を駆使した、素晴らしいプレーだ。
珍現象とは、そのシーンを実況が描写したことに端を発している。実況・寺川氏は「左利きです」とウーデゴールがさらす間に伝え、アウトサイドで出された直後こう言った。「ふわっと浮かせて、ちょーんと、出したボールでした」。文字にするとそれほどではないが、その語感が、非常にコミカルだったのだ。視聴者がこれを受けて、次々と反応した。
「ちょーん」で溢れかえるコメント欄。ウーデゴールのプレーが、というか実況の描写が、ファンは完全にツボにハマって、みんなで連呼しまくる現象が生まれていた。
試合はその後、同点に追いつかれたアーセナルが、49分にガブリエウ・ジェズス、67分にスイス代表MFジャカのゴールで3-1と完勝。日本代表・冨安健洋も終盤の89分から途中出場して勝利に貢献。アーセナルが重要な一戦を制して首位を堅持した。
(ABEMA/プレミアリーグ)