ブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、日本代表MF三笘薫に言及した。クラブ公式サイトが伝えた。

【動画】指揮官も高く評価!? トッテナム守備陣をドリブルで切り裂く三笘薫

デ・ゼルビ監督は、フォッジャ、パレルモ、ベネヴェント、サッスオーロ、シャフタール・ドネツクと渡り歩き、チェルシーの監督に就任したグレアム・ポッター前監督の後任として9月に加入した。

ここまで2試合の指揮を執り、リバプール、トッテナムと強豪相手の試合となったが、1分け1敗。初勝利はまだあげられていない。

そんな中、途中出場ながらこの2試合でインパクトを残した三笘について言及。2試合共に試合の流れを変える存在だったと語った。

「三笘はとても良い選手だ。リバプール戦では彼とアダム・ララナが試合を変えた。トッテナム戦でも同じだった」

三笘を評価している一方で、チームは調子が良く、周りの選手も良いパフォーマンスを見せている。

デ・ゼルビ監督も良い選手が多い中、11人しか起用できないことに言及。

「クオリティの高い選手全員をピッチに入れる方法を見つけたいと思うが、11人しかプレーすることはできない」

「将来的には、スタイルではなく、ピッチ上のポジションを変えていくことができる。ただ、(レアンドロ・)トロサールはとても優れた選手であり、(パスカル・)グロスも(ソリー・)マーチも同様だ。最適な解決策を見つけるのは難しい」

「三笘はリバプール戦(トッテナム戦の最後も)左ウイングで、マーチは左サイドバックをやっていた。多分、これが解決策になるかもしれない。ただ、現時点では分からない」

サイドアタッカーも揃っている中で、三笘をスタメンで起用する解決策を考えている様子。ここまで途中出場しかしていない三笘だが、近いうちに先発の座を掴むことはあるだろうか。

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