ラ・リーガ第9節が16日に行われ、日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは敵地でセルタと対戦した。
ヨーロッパリーグのシェリフ戦(○3-0)から中2日のレアル・ソシエダは、同試合からスタメンを6人変更。シェリフ戦でベンチスタートだった久保は先発し、2トップの一角でプレーした。
序盤から激しい肉弾戦が繰り広げられ、選手の治療でたびたび試合が中断。一進一退の攻防が続くなか、30分にレアル・ソシエダが先制する。ペナルティエリア手前でこぼれ球を回収したアシエル・イジャラメンディは、左足を振り抜き強烈なミドルシュートを放つ。これがゴール右下隅に吸い込まれた。
39分、レアル・ソシエダがイージーミスで追いつかれる。自陣でマルティン・スビメンディの横パスをイアゴ・アスパスに奪われ、そのままセルタのエースに同点ゴールを許した。
1-1で折り返すと、55分にレアル・ソシエダが勝ち越す。右コーナーキックからブライス・メンデスがインスイングのボールをゴール前に供給。うまく相手のマークを外したイゴール・スベルディアが頭で合わせて押し込んだ。
久保は75分までプレー。大味のゲーム展開のなかでボールに絡む場面は多く作れず、対峙した相手DFジョセフ・エイドゥーにスピードやフィジカルで抑えられたこともあり、持ち味を発揮することはできなかった。
試合はこのまま終了し、レアル・ソシエダが接戦を制した。セルタは2連敗、レアル・ソシエダは公式戦7連勝となった。次節は19日に行われ、セルタはバジャドリード、レアル・ソシエダは久保の古巣マジョルカと対戦する。
【スコア】
セルタ 1-2 レアル・ソシエダ
【得点者】
0-1 30分 アシエル・イジャラメンディ(レアル・ソシエダ)
1-1 39分 イアゴ・アスパス(セルタ)
1-2 54分 イゴール・スベルディア(レアル・ソシエダ)