【プレミアリーグ】リーズ－アーセナル（日本時間10月16日／エランド・ロード）

　日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルが、まさかの事態に見舞われた。機材の通信トラブルにより試合開始直後に中断となり、選手たちがドレッシングルームへと戻される一幕があった。前代未聞の出来事にスタジアムのサポーターたちも大ブーイングを浴びせた。

【映像】予想外の中断に興奮気味に吠えるサポーターも登場

　開幕から8勝1敗の勝ち点24でプレミアリーグの首位に立つアーセナル。第11節では敵地でリーズと対戦した。

　日本代表DF冨安が右サイドバックで出場となり、日本のサポーターも注目する一戦。しかしキックオフ直後に、試合がストップ。主審を務めるクリス・カバナー氏の無線機が故障し、取り替えた無線機も使用できない通信障害が発生した。

　当初はすぐに試合が再開されるかと思われたが、なかなか目処がたたず。すると徐々にサポーターたちの苛立ちも高まり、ブーイングの声が大きくなる。現地映像では「早く始めろよ！」と言っているかのような鬼の形相でブーイングをするサポーターの様子が映し出されるなど、スタジアム内は異様な空気となっていった。

　この事態にABEMA視聴者のコメント欄も大盛り上がり。「これはニュースになるな」「今来たら何が起きてるのかわからん」「始まったら電話して」などの言葉が並んだ。

　なお、試合は10分を過ぎても始まる様子はなく、カバナー主審の判断で選手たちは一度ドレッシングルームに戻された。結果的には37分48秒の中断を経て、試合時間は1分過ぎのところからリーズボールから試合が再開された。
（ABEMA／プレミアリーグ）