【プレミアリーグ】ブライトン4 – 1チェルシー(日本時間10月29日/アメックス・スタジアム)
ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が、2022-23シーズンのイングリッシュ・プレミアリーグ第14節ホームのチェルシー戦に故障明けから即今季初先発。前半4分過ぎにトロサールの先制点をお膳立てする華麗な今季初アシストを決めるなど、チームの勝利に貢献した。ドリブルで切り込んだ三笘からのパスが貴重な先制点を生んだ場面では、トロサールとの華麗な連携、ゴールシーンに「2人で何人かわした?」「裏切りのククレジャとポッター涙目」など、視聴者が騒然となった。
歓喜の瞬間は前半4分過ぎに訪れた。相手DFとトロサールが競ったこぼれ球を拾った三笘が、得意のドリブルでゴールエリア内に一気に切り込むと、ディフェンダー2人を引き付けてトロサールへ絶妙なラストパス。これを受けたトロサールはダブルタッチでGKをかわすと、冷静にサイドネットを揺らした。
10月14日に行われた第11節のブレントフォード戦で右足首を負傷し、2試合の戦線離脱を余儀なくされた三笘だったが、復帰即先発起用の指揮官の信頼にこたえる活躍。この先制点を機に、チームが躍動。ブライトンは強豪チェルシーを相手に“4発快勝”を収めた。
この先制点のシーン。ワンタッチで相手DF1人を置き去りにした三笘が一気にゴールエリア内に進入。慌てて相手DF2人が三笘に寄せるも、その隙間を縫うようにトロサールへ絶妙なラストパス。ダブルタッチで相手GKを嘲笑うようにかわしたトロサールは、ゴール内でシュートブロックに備えたDF2人が見送るしかできないコース、サイドネットに突き刺した。
三笘とトロサール。今季途中までブライトンの指揮を執っていたチェルシーのグレアム・ポッター元監督。さらに今夏の移籍市場で同じくブライトンからチェルシーに移籍したスペイン代表DFククレジャの目の前で躍動した2人の華麗な先制点を受けABEMAの視聴者からは「2人で何人かわした?」「裏切りのククレジャとポッター涙目」などの反応が寄せられた。なお、この敗戦でチェルシーのポッター監督はチェルシーに移籍後、初黒星。皮肉にも今季開幕を迎えたブライトンのホームで苦汁をなめることとなった。(ABEMA/プレミアリーグ)