森保Jで先発も? ブライトンで躍動する三笘の起用法にも言及
カタール・ワールドカップ(W杯)でイングランド1部ブライトンに所属するMF三笘薫は、「三笘の1ミリ」と言われたスペイン代表戦(2-1)のアシストなどで、日本代表の2大会連続となる16強進出に貢献した。カタールW杯では全4試合に途中出場した三笘だったが、第2次森保ジャパンでは先発起用されることが増えそうだ。
現在、欧州を視察している森保一監督は、2月8日にオンライン取材に対応。現在イングランドで公式戦3試合連続ゴール中の三笘の成長ぶりについて、「自分の良いところも、足りないところも、すべて上がっているかなと思います」と印象を述べ、直近の活躍ぶりに目を細めた。
「攻撃の部分で、彼の得点を取る能力も上がっていると思いますし、得点チャンスを作り出すクオリティーも上がっている。何よりもインテンシティーが高く、攻撃でも守備でもチームに貢献できる。自分の良さと課題の部分を整理して、素晴らしい成長につなげているなと思います」
そして、ブライトンでは先発フル出場を続けている三笘の起用法について、代表チームでのスタメン起用の可能性を問われると「もちろん、そうですね」と答えた。
「W杯では途中出場で、五輪の時もそういう起用が多かったが、先発でプレーできるだけの力はあると思って見ています」と森保監督。そのうえで「ただ、本当にもっともっとシーズンを通して、これを1シーズン通して、そして2シーズン目も相手に研究されたなかでもできるか。もっと積み上げてほしい」と、三笘に注文を付けた。
また、同時に「(三笘)薫のような選手が、同じポジションで2人、3人、もっともっと出て来て欲しいなと思います。先発で出ても、ジョーカーとして出ても、本当に相手が嫌がるチームの勝利につながるプレーができるような選手にもっともっと出てきて欲しい」と、三笘とのポジション争いを激化させる存在の出現にも期待を寄せた。(FOOTBALL ZONE編集部)