【プレミアリーグ】ブライトン4-1チェルシー(日本時間10月29日/アメックス・スタジアム)
チェルシーのドイツ代表FWハヴァーツが決めた超絶ヘディングが話題となっている。11月に開催されるFIFA ワールドカップ カタール2022(カタールW杯)で日本代表と対戦するドイツ代表の中軸に注目が集まった。
開始早々、日本代表FW三笘薫にミスを突かれたチェルシーは、ブライトンに前半だけで3失点。かなり苦しい状況だったが、後半開始早々にイングランド代表MFギャラガーの正確なクロスボールにハヴァーツがヘディングで合わせた。これが見事にネットを揺らし、反撃の狼煙を上げた。
足下の技術に優れているハヴァーツは、柔らかいボールタッチを始めとするエレガントなプレーが持ち味。190cmの高さを生かしたヘディングの上手さも持ち合わせており、今回のゴールシーンでは彼の特徴が生きた形となった。
ABEMA解説の粕谷秀樹氏はこのゴールシーンに関して「少しウェブスターがハヴァーツを見失ってしまいましたね」ブライトン所属のイングランド人DFウェブスターの対応に苦言を呈した。対して視聴者は「ドンピシャ」「クロス完璧やな」「クロスがうますぎた」とギャラガーのクロスを賞賛する声が挙がった。
ハヴァーツ擁するドイツ代表はFIFA ワールドカップ カタール2022 (カタールW杯)の初戦で日本代表と対戦することが決定している。
ティモ・ヴェルナーやセルジュ・ニャブリらドイツ代表の前線の選手の中には調子を落としているプレイヤーが多い一方で、ハヴァーツはメンバー発表前最後の一戦となった9月のイングランド代表戦で2ゴール、そして所属するチェルシーでも公式戦2戦連発と調子を上げている。
”サムライブルー”が決勝トーナメントへと勝ち上がるためには、今回のケースのように、ハヴァーツにはちょっとした隙さえも与えてはならない。日本代表のDF陣が要注意しなければいけない選手であることは間違いない。
(ABEMA/プレミアリーグ)