チャンピオンズリーグ(CL)の舞台で3試合連続ゴールを記録した日本代表MF鎌田大地が称賛を受けている。
1日、CLグループD第6節でスポルティングCPとアウェイで対戦したフランクフルト。スポルティングの日本代表MF守田英正、フランクフルトのMF長谷部誠はケガのために欠場した。
勝った方がベスト16に入るこのカード。ホームのスポルティングは39分にアルトゥール・ゴメスのゴールで先制する。
負ければ敗退となるフランクフルトだが、なかなか良い攻撃の形を作れず。それでも62分にPKを獲得すると、鎌田がキッカーとなり冷静に決めて同点に。さらに72分にはランダル・コロ・ムアニが追加点。フランクフルトは逆転勝利を収め、クラブ史上初のCLベスト16に進出した。
この試合もボランチで出場した鎌田。ドイツ『Frankfurter Rundschau』は、チーム内でも優れた選手の1人だと評価した。
「最初はゲームをコントロールできず、また比較的早い段階でイエローカードをもらってしまった。それでも、彼は勇気を出して挑んだ」
「後半はよりアグレッシブに動いた。最初はなかなかゴールに結びつかなかったが、11mの位置から氷のように冷たくPKを決めた」
14分にイエローカードをもらい、ゲームコントロールには苦しんだものの、しっかりと託されたPKを決めて同点とした鎌田。これでCL3戦連発、10月だけで5ゴールを記録していた中、11月もいきなりゴールから始まりシーズンを通して12ゴール。メンバー入りしたカタール・ワールドカップへ順調な仕上がりを見せている。