欧州各国のリーグ戦が5日に開催され、各地で日本人選手が躍動した。

 ブライトン所属の三笘薫は、プレミアリーグ第15節のウルヴァーハンプトン(ウルブス)戦に先発出場。1点ビハインドで迎えた44分、アダム・ララーナの右からのクロスに頭で合わせ、待望のプレミア初ゴールを記録。その後も精力的に動き続け、90分にジョエル・フェルトマンとの交代でピッチを後にした。チームは3-2で逆転勝利を収め、リーグ戦2連勝を飾った。

 ふくらはぎの負傷から復帰したスポルティングの守田英正は、プリメイラ・リーガ第12節のギマランイス戦のスタメンに名を連ね、公式戦3試合ぶりの出場を果たした。スポルティングの1点リードで迎えた40分、マーカス・エドワーズの右からのクロスに左足で合わせ今季3ゴール目をマーク。自身の復帰をゴールという最高の形で祝った。その後、後半からはベンチに退いている。チームは3-0で勝利した。

 ベルギーの地でも日本人選手が躍動した。サークル・ブルッヘ所属の上田綺世はジュピラー・プロ・リーグ第16節のルーヴェン戦に先発出場。スコアレスで迎えた36分、右からのクロスに打点の高いヘディングで合わせチームに先制点をもたらした。上田は今シーズンのゴール数を「6」に伸ばしている。その後は80分までプレーし、チームは2-1で勝利を収めた。

 ジュピラー・プロ・リーグ第16節のセラン・ユナイテッド戦にフル出場した林大地(シント・トロイデン)は、77分に公式戦2試合連続となるゴールを記録。チームの2-1での逆転勝利に大きく貢献した。なお、シント・トロイデン所属のシュミット・ダニエルと岡崎慎司もこの試合にフル出場。橋岡大樹はベンチ入りしたものの、出番は与えられなかった。

 セルティック所属の古橋亨梧は、スコティッシュ・プレミアシップ第14節のダンディー・ユナイテッド戦に65分から途中出場。2-2で迎えた90分に右CKの流れからヘディングでゴールネットを揺らし、値千金の勝ち越しゴールをマークした。後半アディショナルタイムにも1点を加えたセルティックは4-2で勝利し、リーグ戦の連勝を「6」に伸ばした。なお、旗手怜央(セルティック)は先発出場し90分間プレー。前田大然は88分から出場した。