アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督は、FIFAワールドカップカタール2022に連れていくメンバーをある程度決めているようだ。6日、アルゼンチン紙『オレ』が報じた。

 最低3名のGKを含む26名の最終メンバーは、14日までに国際サッカー連盟(FIFA)へ提出する必要がある。報道によると、スカローニ監督はすでに32名にまでメンバーを絞り込んでいる模様。負傷者の状況次第で落選するメンバーが決まることになりそうだ。

 GKでは、2022シーズンを終えたリーベル・プレートのフランコ・アルマーニがすでにカタールへと向かったという。最終メンバーに入る残りの2名はエミリアーノ・マルティネスとヘロニモ・ルジとなり、フアン・ムッソが不測の事態に備えてバックアッパーに控えると見られている。

 フィールドプレイヤーでは、ひざのケガから復帰したばかりのDFフアン・フォイスに招集の可能性が残されており、まもなくハムストリングの負傷から復帰するFWパウロ・ディバラも選出される可能性が高そうだ。仮にディバラが間に合わなかった場合、FWアンヘル・コレアかティアゴ・アルマダが選出される見込みだという。また、MFジオヴァニ・ロ・チェルソは負傷で出場が危ぶまれており、欠場の場合はMFエセキエル・パラシオスが代役となる模様だ。

 アルゼンチン代表は、開幕前の16日にアラブ首長国連邦代表との国際親善試合を予定している。カタールW杯本番ではグループCに組み分けられており、22日にサウジアラビア代表、26日にメキシコ代表、30日にポーランド代表と対戦する。

『オレ』紙が報じたアルゼンチン代表のメンバー候補は以下の通り。

▼GK
フランコ・アルマーニ(リーベル・プレート)
エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ/イングランド)
ヘロニモ・ルジ(ビジャレアル/スペイン)
フアン・ムッソ(アタランタ/イタリア)

▼DF
ナウエル・モリーナ(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ゴンサロ・モンティエル(セビージャ/スペイン)
クリスティアン・ロメロ(トッテナム/イングランド)
ヘルマン・ペッセージャ(ベティス/スペイン)
ニコラス・オタメンディ(ベンフィカ/ポルトガル)
リサンドロ・マルティネス(マンチェスター・U/イングランド)
マルコス・アクーニャ(セビージャ/スペイン)
ニコラス・タグリアフィコ(リヨン/フランス)
フアン・フォイス(ビジャレアル/スペイン)
ファクンド・メディーナ(RCランス/フランス)
ネウエン・ペレス(ウディネーゼ/イタリア)

▼MF
ロドリゴ・デ・パウル(アトレティコ・マドリード/スペイン)
レアンドロ・パレデス(ユヴェントス/イタリア)
ジオヴァニ・ロ・チェルソ(ビジャレアル/スペイン)
パプ・ゴメス(セビージャ/スペイン)
アレクシス・マック・アリスター(ブライトン/イングランド)
ギド・ロドリゲス(ベティス/スペイン)
エンソ・フェルナンデス(ベンフィカ/ポルトガル)
エセキエル・パラシオス(レヴァークーゼン/ドイツ)

▼FW
リオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン/フランス)
ラウタロ・マルティネス(インテル/イタリア)
アンヘル・ディ・マリア(ユヴェントス/イタリア)
フリアン・アルバレス(マンチェスター・C/イングランド)
ニコラス・ゴンサレス(フィオレンティーナ/イタリア)
ホアキン・コレア(インテル/イタリア)
パウロ・ディバラ(ローマ/イタリア)
アンヘル・コレア(アトレティコ・マドリード/スペイン)
ティアゴ・アルマダ(アトランタ・ユナイテッド/MLS)