フランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督は、ブンデスリーガ第14節ホッフェンハイムとの試合後にインタビューに応えた。9日、公式サイトが伝えている。
フランクフルトのホームで行われた一戦に日本代表MF鎌田大地はフル出場。長谷部誠は負傷のためメンバー外となった。
試合は6分、ドリブルでボックス内に侵入した鎌田が相手DFに倒されながらもボールを繋ぎ、ジブリル・ソウが先制弾を叩き込む。続けて、8分と29分にもランダル・コロ・ムアニとエリック・ジュニオール・ディナ・エビンベがそれぞれ得点を奪い2点差にリードを広げる。その後38分と46分に失点するものの、56分にイェスパー・リンドストロムの得点が決まる。試合はそのまま終了し、4-2でフランクフルトが勝利を収めた。
試合後のインタビューでグラスナー監督は「私はとても満足しているし、ファンの皆さんと同じように、我々のオフェンスプレーに感激した。素晴らしいゴールを決め、チャンスも作ることができた」とチームを称賛した。
一方で「批判も必要」と冷静にチームの課題を分析した。「最初の数分、ハーフタイムまでホッフェンハイムを支配していたが、46分には3-2に。相手の反撃を許し、いきなりオープンゲームになってしまった。いくつかの課題は見えているだろう」と冷静に語っている。
しかし、最後には前向きな姿勢を見せ「ホームで満員の観客を前にして、強豪ホッフェンハイムを相手に4-2という素晴らしい結果だったと思う。このエネルギーとスピリットをあと4日間持ち続けて、マインツで勝ちたい」と次節に向けたコメントを残した。