FIFAワールドカップカタール2022に臨むドイツ代表メンバーから落選したDFマッツ・フンメルス(ドルトムント)が10日に自身の公式Instagramを更新し、胸中を明かした。
2018年大会では、まさかのグループステージ敗退の憂き目に遭ったドイツ代表は今大会、スペイン代表とコスタリカ代表、そして日本代表とグループEで同居した。2021年7月から指揮を取るハンジ・フリック監督は4年越しの雪辱に向けて、10日に本大会に臨む26名の選手を発表。MFマリオ・ゲッツェやFWユスファ・ムココなどのサプライズ選出があった一方で、負傷中のFWマルコ・ロイスらとともにフンメルスが外れることになった。
これまでに2度のワールドカップ出場経験を持ち、2014年には主力選手としてドイツ代表を史上4度目の世界一に導いたフンメルス。今年12月には34歳の誕生日を迎えるベテランDFだったが、フリック監督は「将来のことも考えて、若い選手にチャンスを与えることを決めた。そのポジションには、十分なクオリティと選手がいるからね」と落選理由を明かしていた。
そんな中、フンメルスは自身の公式Instagramを更新。今シーズンはここまで公式戦18試合に出場し、好パフォーマンスを維持していながら、3度目のワールドカップの舞台に立てなかった悔しさを綴っている。
「当然のことながら、これは僕のキャリアの中でも大きな失望のひとつだ。ワールドカップでのチームの活躍を祈りつつ、このような経験を乗り越えるために、いつものように努力を惜しむことなく過ごそうと思う」