シュツットガルトに所属する日本代表MF遠藤航の怪我について、ミヒャエル・ヴィマー監督が回復していると述べた。ドイツ紙『BILD』など複数のメディアが報じている。
現地11月8日に行なわれたブンデスリーガ第14節のヘルタ・ベルリン戦で、遠藤は試合中に相手選手と交錯。後頭部を強打してピッチに倒れ込み、担架でフィールドから出され、緊急搬送された。
その後、クラブが「重度の脳震とうの可能性があり、病院で一夜を過ごして経過をみた」、頭蓋骨骨折などの「合併症はなく、深刻な状態にはならなかった」と発表。翌日の夜には退院したとみられている。
その遠藤について、12日に行なわれる第15節レバークーゼン戦の前日会見で、ヴィマー監督は次のように語った。
「ワタルはあの日、一晩入院していくつかのメディカルチェックが行なわれた。検査は問題なかったと聞いている。あのとき意識を失い、脳震とうを起こしたが、回復に向かっている。昨日はわずかな時間だったが、トレーニングにも顔を出した。我々は彼がワールドカップに問題なく出場できることを祈っている」
また、事前に発表されていた通り、遠藤がレバークーゼン戦を欠場すると改めて言及し、「彼の6番としてのプレーは本当に素晴らしい。チームのキャプテンであり、リーダーだ。不在はつらいが、彼のためにもチームは良いプレーを見せないといけない」と述べた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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