セネガル代表FWサディオ・マネ(バイエルン)が、FIFAワールドカップカタール2022を欠場することが決定した。17日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
マネは8日に行われたブンデスリーガ第14節のブレーメン戦にスタメン出場したものの、21分に負傷交代を余儀なくされた。その後の検査の結果、腓骨にダメージを負っていることが判明。W杯出場は絶望的とも報じられていたが、セネガル代表のメンバーには選出されていた。
マネの状態に注目が集まっているなか、セネガルサッカー連盟は15日に同選手が21日に行われるオランダ代表との初戦を欠場することを明らかにしていたが、17日に追加の検査結果が判明し、外科的介入が必要と診断され、W杯を欠場することが決定した。
また、バイエルンはマネが17日夜に右腓骨の手術を受け、無事成功したことを発表。この影響で同選手はW杯に出場することができず、今後数日中にミュンヘンでリハビリを開始する予定であることを明らかにした。なお、ドイツ紙『ビルト』では、同選手の離脱期間は約3カ月になると報じられている。
カタールW杯ではグループAに入り、21日にオランダ代表、25日にカタール代表、29日にエクアドル代表と対戦する予定のセネガル代表にとって、“エース”の離脱は大きな痛手となりそうだ。