『ブンデスリーガジャパンツアー2022 powered by スカパーJSAT』が19日に行われ、ガンバ大阪とフランクフルトが対戦した。

 フランクフルトは16日に行われた浦和レッズ戦を若手主体で臨み、2-4で敗戦。同試合からはスターティングイレブンを6人入れ替え、同試合で出番のなかったアンスガー・クナウフやエヴァン・ヌディカらが先発した。ただ、セバスティアン・ローデは2試合連続のベンチ外となった。一方のG大阪は昌子源や倉田秋、鈴木武蔵らがスタメン入り。今季限りでの退団が決まっている小野瀬康介、レアンドロ・ペレイラ、パトリック、ウェリントン・シウバはベンチ入りせず、宇佐美貴史や三浦弦太もメンバーから外れた。

 立ち上がりのスピーディな攻防にひと段落つくと、G大阪が後方で組み立てながら、フランクフルトのプレス回避を試みる。18分、テンポの良いパス回しで右サイドへと展開し、柳澤亘がピンポイントのクロスを供給。ゴール前の鈴木武蔵が合わせたが、ヘディングシュートは相手GKディアント・ラマイに止められた。

 鎌田大地やマリオ・ゲッツェら攻撃の切り札をFIFAワールドカップカタール2022で欠くフランクフルトは、プレスを駆使したシンプルな攻めでG大阪のゴール前に迫る。20分にはクリストファー・レンツのクロスにルーカス・アラリオが頭で合わせたが、これは左のサイドネットを揺らす。

 試合の均衡が破れたのは38分、フランクフルトが先制する。福岡将太のパスを敵陣で奪い、ショートカウンターに移行。アラリオのパスをペナルティエリア手前で受けたトゥータが右足を振り抜き、鋭いミドルシュートをゴール左隅へと突き刺した。

 フランクフルトは43分にも決定機。敵陣で人数をかけてボールを奪って速攻に転じ、トゥータのスルーパスにファリード・アリドゥが抜け出し、ゴール前へと折り返す。アナス・アラウィが合わせたが、カバーに入った昌子のブロックに阻まれた。さらに45分、自陣でのパスカットから素早く前を向き、アラリオが絶妙のスルーパスを前方へと供給。抜け出したアリドゥはループシュートを放ったが、惜しくもクロスバーに嫌われた。試合はフランクフルトの1点リードで折り返す。

 後半は両チームともメンバーを入れ替えながら、拮抗したせめぎ合いが続く。G大阪はビルドアップが自陣で引っかかってピンチを招く場面が何度か訪れたが、フランクフルトもチャンスを生かすことはできない。

 フランクフルトの長谷部誠は74分から出場。終盤に入ってフランクフルトの強度が落ちると、G大阪は80分、スルーパスに抜け出した山見大登がペナルティエリア内で相手GKに倒されてPKを獲得。山見自らキッカーを務めると、ゴール左下隅に突き刺し、G大阪が試合を振り出しに戻す。

 すると87分、G大阪が逆転に成功する。中盤でのパス回しで相手のプレスをかいくぐり、左サイドの山本悠樹にボールが渡る。山本はドリブルでペナルティエリア手前まで切り込むと、思い切りよく右足一閃。鋭いミドルシュートをゴール左上に突き刺した。

 試合はこのまま終了し、フランクフルトの日本ツアーは2連敗に終わった。

【スコア】
ガンバ大阪 2-1 フランクフルト

【得点者】
0-1 38分 トゥータ(フランクフルト)
1-1 81分 山見大登(G大阪)
2-1 87分 山本悠樹(G大阪)

【スターティングメンバー】
ガンバ大阪(4-2-3-1)
一森純(HT 石川慧);柳澤亘(77分 髙尾瑠)、福岡将太(77分 ダワン)、昌子源、藤春廣輝(56分 黒川圭介);奥野耕平(56分 山本悠樹)、齊藤未月;中村仁郎、倉田秋(HT 石毛秀樹)、食野亮太郎(HT 福田湧矢);鈴木武蔵(HT 山見大登)

フランクフルト(3-4-2-1)
ディアント・ラマイ;アルマミ・トゥーレ(63分 ノア・フェンイェ)、ジェローム・オンゲネ(63分 マルセル・ヴェーニヒ)、エヴァン・ヌディカ(63分 ダリオ・ゲーブア);アンスガー・クナウフ(HT アウレリオ・ブタ)、トゥータ(63分 ハルプリート・ゴートラ、74分 長谷部誠)、エリック・エビンベ(63分 エリアス・バウム、88分 デレック・ボアキエ・オセイ)、クリストファー・レンツ(HT ティモシー・チャンドラー);アナス・アラウィ(63分 メフディ・ルーン)、ファリード・アリドゥ(63分 ナチョ・フェリ);ルーカス・アラリオ(88分 ジュニオール・アヴシ)