ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。全64試合を無料生中継するABEMAでは、グループごとにW杯出場国の見どころを解説。グループHを「ストライカーの天下一武道会」と紹介した。

まずはポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド。通算ゴール数は世界最多の818得点、年間最優秀選手賞に輝くこと5回、年収も170億円と、まさに規格外のゴールハンターだ。W杯初出場から16年、今大会で史上初となる5大会連続得点の偉業を狙う。

【映像】グループH「ストライカーの天下一武道会」

2010年大会準々決勝のウルグアイ対ガーナ戦、失点のピンチで「禁断のゴッドハンド」を繰り出して退場となったのは「勝利への執念の権化」ウルグアイ代表スアレス。だがその執念があるからこそ得点を奪い続け、代表歴代最多68得点を誇る。今大会も執念のゴールでウルグアイに勝利をもたらすか。

アジアNo.1ストライカーの呼び声高い韓国のエース、ソン・フンミンは、世界最高峰イングランドのプレミアリーグで昨シーズン23ゴール、アジア人初の得点王という快挙を成し遂げている。

ガーナからは「秘密兵器」が出現。ウィリアムズは最高峰のスペインリーグで、6年半休みなしの245試合連続出場中(10月末時点)の鉄人アタッカーだ。スペイン生まれのスピードスターは、父の故郷ガーナから代表入りのラブコールを受け、今年9月、28歳にして代表デビュー。ガーナの秘密兵器が初のW杯で爆発する。

ストライカー天下一武道会開幕まであと少し。どの選手が輝きを放つのかにも注目だ。
 

写真:ロイター/アフロ