パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、負傷や疲労の可能性を徹底して排除するようだ。19日、イギリス紙『イブニングスタンダード』が報じている。

 報道によると、18日、19日と2日連続でメッシは個別トレーニングに励んでいたとのこと。PSGではアキレス腱の炎症も起こしていたこともあり、状態も心配されていたようだが、負傷や疲労を予防するという観点で1人での練習になったと報道されている。

 なお、同紙は追記で18日のトレーニングで報道陣に公開された部分のセッションはベンチに腰を下ろし、その後ジムでトレーニング。非公開練習の部分でチームトレーニングに合流していたとも報じており、19日のセッションでは「軽いドリル」に取り組んでいたと伝えられた。22日に迎えるサウジアラビア戦に向けて、欠場の危険は無いと考えられているようだ。

 メッシは、2026年の北米W杯に出場しないことをすでに明言。このFIFAワールドカップカタール2022が、メッシにとって最後のW杯になる。

 世界王者の称号を得る最後のチャンスに挑むメッシ。負傷や疲労には最大限の配慮をしながら、大舞台での活躍に期待だ。12月18日、ルサイルの夜空にカップを掲げるメッシの姿はそこにあるか。