ドイツの“救世主”は日本戦に間に合わないかもしれない。
ドイツサッカー連盟は11月19日、ワールドカップに出場する同国代表がカタールで最初のトレーニングを行ない、FWのニクラス・ヒュルクルクのみがインフルエンザ感染のため、欠席となったと発表した。
ブレーメンに所属する29歳のヒュルクルクは、これまでA代表とは無縁だったが、本格派のストライカーが不在のチーム事情もあり、このカタール・ワールドカップで初選出。秘密兵器的な存在だった。
16日に開催されたオマーンとの最終テストマッチ(1―0)では、まさかの大苦戦を強いられるなか、途中出場で代表デビューを飾り、いきなり決勝点をマークしていた。
それだけに23日の初戦に起用できなければドイツ代表には痛手だが、対戦する日本にとっては朗報と言えるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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