パナマ代表戦でもゴールをゲット
バイエルンでは退団したFWロベルト・レヴァンドフスキに代わるエースとなり、カメルーン代表ではワールドカップを荒らす存在となるかもしれない。
今季開幕から注目度が急激に上昇しているのは、FWエリック・マキシム・チュポ・モティングだ。
バイエルンでの活躍は誰もが知るところで、今季は16試合で11ゴール3アシストと大暴れだ。前線でボールを収めることもでき、チュポ・モティングの活躍からバイエルンの攻撃は明らかに変わった。
その好調ぶりはカメルーン代表でも続いている。ワールドカップ・カタール大会でグループGに入っているカメルーンは17日にパナマ代表と親善試合を戦っているが、チュポ・モティングはここでも得点を記録。スペイン『as』もこの活躍からチュポ・モティングがワールドカップでスターになるかもしれないと注目する。
カメルーンには今冬のアフリカ・ネイションズカップで得点王に輝いたヴァンサン・アブバカルもいるため、このパナマ戦でもチュポ・モティングはベンチスタートだった。
だが、バイエルンでの活躍も考えるとチュポ・モティングも先発で起用したい。ここはカメルーンも悩みどころとなるはずで、アブバカル&チュポ・モティングという贅沢な悩みが生まれてきている。
グループGではスイス、セルビア、そして優勝候補のブラジルと顔を合わせる。厳しいグループで、カメルーンの突破を予想する声は多くない。それでも今のチュポ・モティングなら違いを生み出せるだろう。今季開幕から最も勢いのある選手と言ってもいいだけに、グループGで波乱を起こす存在となるか楽しみだ。