史上初の中東開催となったカタール・ワールドカップ(W杯)。20日開幕し、初戦では開催国のカタール代表が登場した。

【写真】ビフォーアフター、ファンが途中で帰りスタンドがガラガラになってしまう

6万人収容のアル・バイト・スタジアムには多くの観衆が駆けつけ、BTSのジョングクが登場した豪華な開会式を見守ることに。その後、オープニングゲームが行われた。

開催国のカタールにとっては、W杯の舞台での最初の試合。多くのファンがスタンドを埋め尽くし、中東の男性の民族衣装である「カンドゥーラ」を身にまとった人も多数スタンドに集まっていた。

ついにW杯の舞台に立つ選手たちを後押しするために盛り上がっていたカタールだったが、試合は立ち上がりからエクアドルが押し込む展開に。エネル・バレンシアの2ゴールでエクアドルがリードして前半を終えた。

後半に意地を見せたいカタールだったが、結果として内容も低調に終わり0-2で敗戦。史上初の開催国の開幕戦黒星という不名誉な記録を作ってしまった。

そんな中、スタンドのカタールのファンの行動に、多くの失望の声が。0-2となって迎えた後半には、スタンドに多数の空席が。どうやら試合を最後まで見守ることなく、途中でスタジアムを後にした人が続出したという。

各国のメディアでは「最後まで見守らなかった」と、W杯初陣という歴史的なゲームで途中帰宅したファンについて言及。「サッカーを愛していない」という声も出ている。

【写真】ビフォーアフター、ファンが途中で帰りスタンドがガラガラになってしまう