イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が、FIFAワールドカップカタール2022で“片ひざ立ち”のポーズを取ると決めたことを明言した。20日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 プレミアリーグでは差別撤廃運動への賛同を表すメッセージとして、2019-20シーズン途中からキックオフ前に片ひざ立ちのジェスチャー(通称“テイク・ア・ニー”)を行い続けてきた。ただ、選手に対する人種差別はいまだになくならず、ポーズの“形骸化”も指摘。そこで各クラブのキャプテンはポーズの継続について協議を行い、2022-23シーズンからはメッセージ性を高めるため、特定のタイミングでのみ片ひざ立ちを行うことになっている。

 イングランド代表でも片ひざ立ちのジェスチャーは行われたことがあるものの、9月に行われた試合ではプレミアリーグの決定もあり、実施されなかった。それでも、サウスゲート監督は21日に行われるW杯初戦のイラン代表戦では片ひざ立ちのジェスチャーを行う意向であることを明かした。

「ひざをつくことについて話し合った。私たちはそれをするべきだと感じている。それはチームとして長い間支持してきたことだ。もちろん、プレミアリーグのクラブが特定の試合や大きなイベントでのみそれを行うと決定したことも理解している。私たちはこれが最大のイベントだと感じている。特に若者が包括性をとても重要だと理解するためにも世界に向けてやることは強い声明になると思う」