エクアドルは開催国カタールに2-0の勝利 ファンはビール提供禁止に反発
カタール・ワールドカップ(W杯)は現地時間20日に開幕した。開幕戦ではエクアドル代表が開催国のカタール代表を2-0で破ったなか、エクアドルファンによる“抗議の合唱”が話題を呼んでいる。
エクアドルは開幕戦で開催国のカタールと対戦。エースFWエネル・バレンシアの2得点により2-0で勝利を収め、オランダ、セネガルと同居する厳しいグループで突破に一歩近付いた。一方のカタールは、史上初となる開催国の初戦負けという不名誉な記録を作ることになってしまった。
この開幕戦では、サッカー以外の部分も注目されている。今大会は飲酒の禁じられているイスラム圏での開催だが、観戦者へのビール提供は認められていた。しかし、開幕直前になって販売禁止に変更されたなかでの開幕戦となっている。
ベラルーシのインターネット放送局「Nexta」公式ツイッターは「エクアドルファンによるスペイン語での『ビールが飲みたい』のチャント」として、スタジアムの動画を投稿。スタジアムに駆けつけたエクアドルサポーターが「Queremos Cerveza」(直訳:ビールが欲しい)と歌う様子が収められていた。
開幕戦で生まれた抗議の大合唱。投稿には「これは面白かった」「今大会はすべてが間違っている」「本当に馬鹿げてる」などのコメントが寄せられている。(FOOTBALL ZONE編集部)