JFA(日本サッカー協会)の田嶋幸三会長が現地時間11月21日、カタールW杯に向けてドーハ合宿中の森保ジャパンを訪問。メディア対応にも応じた。
 
 チームの出来や雰囲気について聞かれた田嶋会長は、「私が話をしたり、口出しするのが一番良くないと思いますから。森保監督、選手、スタッフを信じています。できる限りのサポートはしますが、あまり心配はしていません。森保監督も普段通り落ち着いているなと思います」と語った。
 
 また、厳しいグループに組み込まれた今大会の展望については、次のようにコメントした。
 
「ドイツ、コスタリカ、スペインはワールドカップでは日本よりも上の景色を見てきたチーム。私たちは過去も今も胸を借りる立場です。ただ、選手たちは『よし俺たちのサッカーを見せてやろう』、『よし目指す新しい景色を見よう』と実際に思っている。本当に自信を持っているなと感じています」
 
 最後に田嶋会長が「どうか結果に一喜一憂しないでほしいです。初戦が全てではないし、3戦を終えた段階でグループ2位以内に入るのが目標です。私は道が開けると信じています」とコメントし、囲み会見は終了したかに見えた。
 
 すると、急に近くにいた協会関係者が急に「ハッピバースデートゥーユー」と歌い出す。そう、この11月21日は田嶋会長の64歳の誕生日。取材に来ていたフジテレビの鈴木唯アナウンサーから誕生日ケーキをサプライズで渡され、笑顔を浮かべていた。
 
取材・文●白鳥大知(サッカーダイジェスト特派)

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