アメリカ代表のグレッグ・バーホルター監督がカタール・ワールドカップ(W杯)でドローに終わったチームを称えた。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
アメリカは21日に行われたカタールW杯グループB初戦でウェールズ代表と対戦した。立ち上がりから主導権を握り、優位に試合を進めると、36分にFWティモシー・ウェアのゴールで先制。完ぺきな内容で前半を終えたが、後半は相手の反撃を受けて後手に回ると、80分にPKから失点を許し、1-1のドローに終わった。
試合後、バーホルター監督は白星を逃したことを悔やみつつ、全力を尽くしたチームを評価している。
「激戦となったが、我々はすべてを出し切れたと思っている。ただ、チームは時間と共に少しずつ力を失っていってしまったね。そして同時に、ウェールズの方はプレッシャーを強めてきた」
「それでも、我々はいくつかの場面で良いカウンターに繋げられる機会を作れていたとは思う。選手はみんなこの状況によく対処してくれただろう。我々は最後までプレーし続けたのだからね」
「ウェールズは後半、非常にダイレクトに攻めてきた。そして、彼らはビッグチームだと思っている。その中でも我々は多くのプレッシャーに対してうまくコントロールしていたよ。彼らのロングボールや、セカンドボールを狙う動きへの対応は難しかったがね」