カタール・ワールドカップ(W杯)で失意の敗戦に終わったウェールズ代表MFアーロン・ラムジーだが、まだクラブに戻っていないことがわかった。フランス『レキップ』が伝えた。
ウェールズ代表の一員としてカタールW杯に臨んだラムジー。チームは1958年以来64年ぶりに2度目のW杯出場となった。
黄金世代の集大成としてW杯出場で結果を残したかったなか、グループBに入ったチームは初戦でアメリカ代表と引き分けると、イラン代表、イングランド代表と連敗。FWガレス・ベイルのPKでの1ゴールに終わり、グループ最下位での敗退となった。
夢のW杯出場が失意の中に終わってしまったウェールズ。11月29日に最後の試合を戦った中、1カ月が経過しようとしている中でラムジーはクラブに合流していないという。
ルシアン・ファブレ監督は、29日に予定されているRCランスとのリーグ・アン第16節に向けた記者会見に出席。ラムジーについて問われ、合流していないことを明かした。
「いいや、彼は戻ってきていない」
「W杯は彼にとって消化するのが難しかったのだろう。今は様子を見ている」
失意のラムジーとの連絡については「いいや。できるが、それでは…」と言葉を濁すことに。復帰時期についても「彼はW杯でとても落ち込んでいる。回復するのに本当に時間がかかる。それだけだ」と語り、しばらく戻ることはなさそうだ。
ニースは29日にRCランスと対戦し、1月2日にスタッド・レンヌと対戦する。