ついに開幕を迎えたFIFAワールドカップカタール2022でも、日本ファンの振る舞いが世界中から称賛を浴びている。
21日に行われたグループA・第1節カタール代表vsエクアドル代表の一戦で開幕を迎えたカタールW杯。4年に1度の祭典とあって、世界中の注目がドーハの地に集まっている。そして今大会でも、試合後のスタジアムでゴミ拾いをする日本ファンの姿が称賛の対象になっているようだ。TwitterやInstagramなどのSNSを中心にその様子が拡散され、世界中からリスペクトのコメントが寄せられている。
イタリアメディア『ユーロスポーツ』は21日、今大会でも見られた“大和魂”を絶賛。「日本ファンに拍手喝采」と銘打ち、「今となってはもう、真新しいことではないが、これからも話題になり続けるに違いない。カタールワールドカップ開幕戦の試合終了後、日本ファンがアル・ベイト・スタジアムのスタンドのゴミを片付けていた」と改めて素晴らしい行動であることを強調した。
さらに同紙は「このような日本人の行動は、ワールドカップ以外のスポーツ大会でも目撃され、今回が初めてではない。すでに2018年、(ロシアW杯の)日本対コロンビア戦後にも、素晴らしいエピソードを目の当たりにしている。大きなゴミ袋を持参し、試合中に溜まったゴミを回収していた」と綴り、「また、地面や座席に落ちていた(応援用に配布された)カタールの小旗を捨てずに、同国に敬意を示す姿はとても美しいものだった」と賛辞を送っている。