ポーランドの上位進出にはレヴァンドフスキのゴールが欠かせない
ワールドクラスのFWロベルト・レヴァンドフスキを抱えながら、4年前のポーランド代表はワールドカップ・ロシア大会でかなり苦い思いをした。グループ最終戦の日本戦には勝利したものの、当時は日本も決勝トーナメント進出を考えてリスクを冒さなかった。何かと議論を呼んだゲームでもあり、ポーランドとしても消化不良な1勝だっただろう。
結局ポーランドは1勝2敗で大会を去ることになり、エースのレヴァンドフスキも無得点で大会を終えている。今回のカタール大会ではレヴァンドフスキがゴールを奪っての快心の勝利を手にしたい。
英『The Guardian』によると、レヴァンドフスキもワールドカップでの得点が夢だと語る。
「ロシア大会はキャリアの中でも大きな失望の1つだった。上手くチャンスを作れなかったからね。僕にもチャンスはなかったし、苦しかったよ。ワールドカップで得点を奪うことは大きな夢であり、その夢を叶えるべく全力を尽くすつもりだ」
レヴァンドフスキがゴールを決めればチームも勢いに乗るはずで、ポーランドは周囲の10人で何とかレヴァンドフスキにチャンスを提供したい。レヴァンドフスキもバイエルン、バルセロナでプレイしている時と同じようにいかないことは理解しているはずで、ポーランド代表ではゴール前でのチャンスも限られる。
それでも現世界最高峰FWのレヴァンドフスキがワールドカップ無得点でキャリアを終えるわけにはいかない。まずは今夜のメキシコ戦で挨拶代りの一発に期待がかかる。