日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)が、22日にメディア対応を行なった。
23日、ついにFIFAワールドカップカタール2022の初戦ドイツ代表戦が行われる。久保は「非常にリラックスできています。明日がピークになればそれでいいと僕は思っています。今のこの環境で自分にできることはすべてやっているつもりなので、それが内容・結果となって明日出てくれればいいのかなと思います」と、難敵撃破への意気込みを示した。
4年前のロシア大会はトレーニングパートナーとして参加し、今回ついに初のW杯参戦。久保は「そんな順調ではなかったと個人的には思っています」と、これまでの道のりを振り返っている。
「今回のW杯もギリギリで何とか滑り込んだ感覚が自分の中にはあるので、逆に『持っているな』と。いろいろ、W杯の開催された時期であったり、本当にいろいろ持っているなと思う。そういったところで、チャンスが与えられるかもしれない立ち位置に自分がいることをしっかりともう一度噛みしめ、チャンスがあれば、自分が今最大限できるプレーをやりたいと思います」
「結果だけ言うと、この場所に立っていることが全てだと思うので、4年間は正解だったと思いますけど、細かく見ていくと難しい時期もあって。難しい選択を自分がしてきたことを今は誇りに持ちたいと思っています。(その過程で)いろいろなポジションができるようになりましたし、アベレージが上がったと自分の中では思います」
W杯という大舞台では、小さなミスも致命傷になりかねない。ミスに対する考え方を問われた久保は、「ミスって当たり前だと思うので、いちいち落ち込まない方がいいと思います。ミスったことを試合中にずっと思い出しても、自分に得なことはないと思うので。よくストライカーは『1点取ればいい』という話を聞きますが、それくらいの気持ちで臨んでいる方がいいと思います」と持論を展開した。