現地時間11月22日にドイツ代表のハンジ・フリック監督が、23日の日本代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)グループステージ初戦を前に公式会見に臨んだ。
2014年のブラジル大会以来の優勝を目ざすドイツ。もちろん、今大会でも優勝候補の1つに挙げられており、かかる期待も大きいが、フリック監督はこう語った。
「全ての国がワールドカップのタイトルを取りたいと思っているだろうし、そのためにカタールに来ていると思う。我々も最大限の成功を収めたい。このようなプレッシャーがあるなかでも、プレーしなければならない。責任を持って、全てのゲームでベストを尽くしたいと思っているし、それを行なうだけの力が我々にはある」
またW杯初戦で戦う日本には、ブンデスリーガでプレーしている選手が多くいる。「それが日本の利点になるのでは?」との質問には、「私は日本サッカーのファンであると先に言いたい。それぞれの選手が非常に戦略的であり、スキルもあり、よく訓練されている。その質を見ても鎌田(大地)や遠藤(航)はドイツでも非常に活躍している。こういった選手たちがいるので、我々は警戒しなければならない」と語った。
そして最後には、波乱が起きたサウジアラビア対アルゼンチン(2-1)の試合を例に出し、「あの試合を見ても分かると思うが、何でも起こりうるということだ。相手に隙を見せてはならない」と気を引き締めた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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