2002年のワールドカップ日韓大会で日本代表監督を務め、ベスト16に導いたフィリップ・トルシエ氏が11月23日、『ABEMA Prime』に出演。23日(日本時間)に行われた「FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループE」でドイツ代表から大金星を奪い、勝ち点3を挙げた日本代表を笑顔で労った。さらに、27日19時(日本時間)に行われるコスタリカ戦を見据え「まずは負けないこと。勝ち点を重ねることを優先して」とエールを送った。

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 20年前のワールドカップ日韓大会で日本代表指揮官を務めたトルシエ氏は、パリからオンラインで番組に生出演。23日に行われた日本VSドイツ戦を振り返り、日本代表の逆転勝利を「100点、歴史に残るジャイアントキリング」と絶賛した。

 ドイツ代表を撃破し世界を驚かせた日本代表は、27日19時から2戦目のコスタリカ代表、12日4時からは3戦目のスペイン代表と強豪との試合を控える。優勝候補の一角に数えられるドイツ代表から逆転勝利を飾っただけに、今後日本代表への注目はさらに高まるばかりだ。

 トルシエ氏は、さっそくコスタリカ代表戦を見据え「次の試合に勝てばグループリーグ突破が決まると思う。力関係で言うと五分五分、フィジカル・メンタルとも辛い試合が待っている。一瞬の隙で勝負が決まる、“負けない戦い”をすることが大事。もちろん日本代表にはコスタリカ代表に勝ってほしいけど、このシナリオの中で勝ち点を重ねることを優先して、『勝ち点1』も悪いくないことだと思ってほしい」とコメント。監督経験者ならではの広い視野で日本代表を激励していた。
(『ABEMAPrime』より)