日本代表のキャプテンらしい胸が熱くなるコメントだった。
日本代表は11月23日、カタール・ワールドカップでドイツ代表と対戦し、2-1で勝利。逆転ゴールで歓喜を呼び込んだのは、57分に途中出場した浅野拓磨だった。
83分、板倉滉からのロングフィードに反応した浅野は、巧みなファーストタッチからゴール前に迫る。相手DFに寄せられながらも右足を振り抜き、ニア上に強烈なシュートを突き刺した。
この活躍ぶりを称えたのは吉田麻也だ。浅野へ労いの言葉を残していた。
「拓磨は、怪我したり、ロシア(大会)ではメンバーに入れなかったり、悔しい想いをしてきた。誰よりも準備してきたからこそ、結果を出せたと思います。代表に選ばれない時期もありましたけど、それでも代表にかける姿勢がちょっと変わってきたなと思っていたので、そういうひとりが結果を出してくれたのは僕も嬉しいです」
吉田は浅野の頑張りを見てきたのだろう。努力はドイツ戦の逆転ゴールという最高の形で報われた。
構成●サッカーダイジェスト編集部
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