昨季エバートン戦の試合後に起きたファンとの問題に英サッカー協会が対応

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドと契約解除したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、イングランドサッカー協会(FA)から5万ポンド(約840万円)の罰金処分と2試合の出場停止処分が言い渡された。出場停止処分はロナウドが別のプレミアリーグクラブに加入した場合にも適用されるという。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 ロナウドは今年4月に行われた2021-22シーズンのプレミアリーグ第32節エバートン戦の試合後にエバートンファンの少年のスマートフォンを叩き落とし、破壊した行為が物議を醸した。ロナウドはSNSを通じて謝罪したが、少年の母親はこの謝罪を拒否。さらにFAは「不適切および暴力的な行為」としてロナウドを告発していた。

 それに対する処分は5万ポンドの罰金と2試合の出場停止処分で決まったようだ。ロナウドは現地時間11月22日、双方合意の下でユナイテッドと契約解除隣無所属となったばかりだが、ほかのプレミアリーグのクラブに加入した場合にもこの処分は適用されるという。ロナウドにはチェルシーやニューカッスルからの関心が噂されている。(FOOTBALL ZONE編集部)