新天地が決まるまでの間、古巣レアルでトレーニング実施

 イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドと契約を解除し、無所属となったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは新天地が決まるまでの間、古巣スペイン1部レアル・マドリードの練習場でトレーニングを行っているという。スペインメディア「Relevo」が報じた。

 ロナウドは昨シーズンからユナイテッドでプレーしていたが、カタール・ワールドカップ(W杯)期間中の11月22日にクラブと双方合意の下で契約を解除。無所属となった。ポルトガルは決勝トーナメントに進出したものの、ベスト8でモロッコ代表に敗れて敗退していた。

 サウジアラビア1部アル・ナスルへの加入が噂されるなど去就が注目されているロナウドだが、現在は古巣のレアルで自主トレーニングを行っているようだ。「Relevo」は「ロナウドがバルデベバス(レアル・マドリードの練習場)に帰ってきた」とレポートし、現地時間14日にロナウドがピッチに姿を見せて、練習場にいた人を驚かせたと伝えた。なお、同日にはカルロ・アンチェロッティ監督率いるレアルのトップチームも練習を行ったが、ロナウドはそれとは別のピッチを使用しているという。

 ロナウドはレアルのトップチームの選手たちと顔を合わせることはなかったようだが、記事によればユースチームの選手たちがロナウドとの写真撮影を求めて集まってきたとも伝えられている。

 そして、レアルの公式ツイッターは同日にMFトニ・クロースやFWカリム・ベンゼマらがトレーニングに励む写真を投稿したが、これに対してファンからは「クリスティアーノはどこ?」「クリスティアーノのトレーニング写真をお願い」とかつてのエースの情報を求める声が挙がるなど大きな反響を呼んでいる。

 ロナウドは2009年から2018年までレアルに在籍。9年間でクラブ歴代最多得点記録となる451得点をマークし、クラブに多くのタイトルをもたらした。退団から4年半が経過したが、やはり今もその人気は健在のようだ。(FOOTBALL ZONE編集部)