スペイン代表MFガビ(バルセロナ)が、ワールドカップで初ゴールを挙げた。

 ガビは23日に行われたFIFAワールドカップカタール2022・グループE第1節のコスタリカ代表戦に先発出場すると、4-0で迎えた73分にアルバロ・モラタの浮き球のパスを右足アウトサイドを使ったダイレクトボレーシュートで流し込み、追加点をマーク。フル出場を果たし、7-0での勝利に貢献した。

 18歳110日でW杯初ゴールを挙げたガビ。イギリスメディア『Squawka』によると、これはスペイン代表史上W杯最年少ゴールに。また、欧州の選手としも最年少記録となったほか、世界では元ブラジル代表FWペレ(17歳234日)、元メキシコ代表MFマヌエル・ロサス(18歳90日)に次いで、W杯史上3番目に若いスコアラーとなった。

 試合後、ガビは大手メディア『ESPN』で「この年齢でここにいられるとは夢にも思わなかった。ここに来られて本当に嬉しい。でもこれは一歩に過ぎない。続けなければならない」とコメント。また、FIFAが選出するこの試合の最優秀選手に選ばれた喜びも次のように語った。

「素晴らしい試合だった。最初の1分から勝つために始めることができた。本当に嬉しいよ。今は次の試合を待っている。MVPを獲得できたことは嬉しいが、今日はみんながよかったし、全部に満足しているよ。自分がこのチームで最年少であることは知っているし、みんなを尊敬している。でも、ピッチ上では違うし、自分のベストを尽くしている。これをもらえてとても誇りに思っている」