11月24日に行われたカタール・ワールドカップ、グループステージG組初戦でスイスとカメルーンが対戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半開始直後にブレール・エンボロのゴールで先制したスイスが1-0の勝利を収めた。

上写真=決勝点を決めたエンボロが笑顔。スイスがウノゼロ勝利を収めた(写真◎Getty Images)

■2022年11月24日 カタールW杯G組(アル・ジャノブ)
スイス 1-0 カメルーン
得点者:(ス)ブレール・エンボロ

カメルーンは本大会8連敗に

 立ち上がりからボールを保持する展開となったスイス。しかし、きっちり守備ブロックを形成するカメルーンを崩し切れず、フィニッシュまで持ち込めない時間帯が続く。逆に10分にはスルーパスから抜け出したブライアン・ムベウモ、14分にはバックパスを奪ったエリック・マキシム・シュポ=モティングにペナルティー・エリア内まで持ち込まれてシュートを放たれるも、GKヤン・ゾマーが阻んでカメルーンに得点を許さなかった。

 前半は決定機らしい決定機を生み出せなかったスイスだったが、48分に鮮やかなパスワークから先制点を奪取。レモ・フロイラーのパスから右サイドを駆け上がったジェルダン・シャキリのグラウンダーのクロスを、ゴール前でフリーとなったブレール・エンボロが蹴り込んだ。

 その後のチャンスを生かせずにスイスに追加点こそ生まれなかったものの、欧州予選8戦2失点の堅守を武器にカメルーンから逃げ切り1-0の完封勝利。敗れたカメルーンは本大会8連敗となった。

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