クリス・サットン氏が日本対コスタリカ、スペイン対ドイツの勝敗スコアを予想

 11月27日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2節で、日本代表とコスタリカ代表、スペイン代表とドイツ代表が対戦するなか、元イングランド代表FWで現在は解説者を務めるクリス・サットン氏が英公共放送局「BBC」で勝敗スコアを予想し、日本の16強進出に太鼓判を押した。

 23日の第1戦で日本はドイツに2-1と逆転勝利した一方、コスタリカはスペインに0-7と大敗。第2戦の結果次第で日本のグループリーグ突破が決まる可能性が出ている。そんななか、サットン氏はBBCで勝敗スコアを予想。日本対コスタリカ戦は、2-0で日本の勝利と見ている。

「私は、日本が初戦でドイツに勝つと予想し、実際に日本のテレビに出演し、そのことについて話した。技術的に優れた選手が何人もいるし、正直大きなショックは受けなかったが、逆転劇には驚いたね。前半、日本はドイツにほとんど手を出なかったが、その後はシステムを変え、ボールに対して貪欲になった。それが勝敗を分けた」

 日本についてそう語ったサットン氏は、一方のコスタリカについて「スペイン戦は本当にお粗末だった」と指摘。第2戦では改善してくると予想しているものの、「それでも私は日本を応援する。勝てばおそらくベスト16進出が決まる」と分析した。

 また、他会場のスペイン対ドイツ戦については1-1のドロー予想。「ドイツは一貫性がないが、ハンジ・フリックがやりたがっていることは分かる」と語り、勝ち点1を分け合うと見ている。「ドイツが敗退することはないだろうが、2大会連続でグループリーグ敗退の瀬戸際に立たされることになるだろう」と続けた。

 サットン氏の予想どおりに試合が進めば、2連勝の日本が勝ち点6で首位、1勝1分のスペインが勝ち点4で2位、1分1敗のドイツが勝ち点1で3位、2連敗のコスタリカが勝ち点0で最下位。果たして日本は連勝を飾り、早々にグループリーグ突破を決めることができるだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)