ドイツ戦から5選手入れ替えを実施

 日本代表は11月27日、カタール・ワールドカップのグループE第2戦でコスタリカ代表と対戦する。試合が行われるアフメド・ビン=アリー・スタジアムの周辺には、キックオフ2時間前から多くの日本ファンが集まっている。

 コスタリカファンの出足が遅いのかもしれないが、スタジアム周辺は7割以上が日本のユニフォームを着たり、国旗を持ったり、日本を応援している人が集まっていた。日本人だけではなく、現地の人も多くが応援してくれるようだ。

 日本とコスタリカの国旗の無料配布では、早々に日本の国旗がなくなり、日本のユニフォームを着た人も記念にコスタリカの国旗をもらうことに。フェイスペイントでも、日本国旗を入れてもらっている人が目立った。

 日本人の奥さんを持ち、15年間にわたってドーハに暮らしているというスリランカ人男性は、「日本代表の試合があるたびに見ています。日本はアジアで最も強い国の一つ。私たちは同じアジア人だから、日本を応援しに来たよ」と言う。ドイツ戦もスタジアムで観戦したと言い「幸運にもチケットが手に入った。今日も試合が楽しみだよ。なぜなら前の試合は最高だった。本当に素晴らしかった」と、目を輝かせた。そして、「今日の試合には3-0か4-0で日本が勝つね。間違いなく決勝トーナメントに進出する。うまく集中できれば準決勝まで行けるんじゃないかな」と予想した。

 ほかにも日本を応援する理由を聞くと「日本のアニメが好きだから」「初戦が素晴らしかったから」「試合が終わった後、ファンがスタジアムの掃除する姿に感動したから」といった声も聞かれた。現地でもピッチ内外でファンを集めている日本は、大きな後押しを受けながら決勝トーナメント進出を目指す戦いに臨むことになりそうだ。(FOOTBALL ZONE特派・河合 拓 / Taku Kawai)