【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループC】アルゼンチン2-0メキシコ(日本時間11月27日/ルサイル スタジアム)

開始早々に起きた激しいプレーに、8万人収容のスタジアムは騒然とした雰囲気に包まれた。グループC屈指の好カードとなったアルゼンチン対メキシコは、物々しい空気の中でスタート。ファンも思わず「いきなりバッチバチやんけ」と声を漏らした。

【映像】メキシコFWの肘が相手DFの顔に…両チームもエキサイト

試合開始直後の5分、ハーフウェーライン付近でボールを拾ったメキシコは、FWベガがカウンターを仕掛ける。するとアルゼンチンは、DFモンティエルがすぐに寄せてボールを奪おうと試みたが、ベガとの競り合いの中でピッチに倒れてしまった。

リプレイ映像を見てみると、振り払おうとしたベガの左肘がモンティエルの顔面に直撃。かなり強く入ったのか、モンティエルは1分半ほど立ち上がることができず、ピッチの上で治療を受けた。

ベガの肘打ちにアルゼンチンの選手が抗議すると、メキシコもキャプテンのグアルダードらがそこに加わり、試合はキックオフ直後からエキサイト。スタジアムも試合を止めるホイッスルが聞き取りづらいほど騒然とした雰囲気になっていたが、主審の毅然とした対応もあり、特に大きな衝突などもなくアルゼンチンボールで再開された。

あわや一触即発のプレーではあったものの、ABEMA視聴者からは「故意ではないな」という指摘する声も。またこの試合では結果的に5枚のイエローカードが飛び交っており、開始早々のこのプレーが激しい試合になる予感を感じさせた。

(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)