“ブラックスターズ”ことアフリカの雄ガーナが3-2勝利

 カタール・ワールドカップ(W杯)の韓国代表とガーナ代表の一戦は、点の取り合いの末に“ブラックスターズ”ことアフリカの雄ガーナが3-2で制した。

 韓国は初戦を南米の武闘派集団ウルグアイ代表と引き分けで入り、ガーナは欧州の強豪ポルトガル代表と点の取り合いを演じて2-3で敗れた。2強グループが目されるだけに、両者にとって引き分けは不十分な勝利を目指す戦いになった。

 立ち上がりから韓国は攻勢を強め、フェイスガードを着用のエースFWソン・フンミンもウルグアイ戦よりはコンディションの向上を感じさせた。しかし、ガーナの身体能力を生かした守備をかいくぐれないと、得点チャンスはガーナに生まれた。

 前半24分、ガーナは左サイドからのフリーキックを得るとゴール前のボールを両チームの選手が競り合ったこぼれ球をDFモハメド・サリスが蹴り込んだ。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によるハンドのチェックに時間を要したが、ゴールが認められてガーナが先制した。さらにガーナは前半34分、MFジョルダン・アイェウのクロスにMFモハメド・クドゥスが頭で合わせて追加点。ガーナが2-0とリードしてハーフタイムを迎えた。

 韓国は後半に入ると反撃の姿勢を強め、後半13分に左サイドから途中出場のFWイ・ガンインが上げたクロスにFWチョ・ギュソンが合わせて追撃ゴール。さらに後半16分にはアルビレックス新潟でプレー経験のあるDFキム・ジンスのクロスを再びチョ・ギュソンが打点の高いヘディングで叩き、あっという間の同点劇となった。

 しかし、ここで韓国は勢いを少し緩めてしまう。逆にガーナの反撃を許し、後半23分に左サイドからゴール前に入ってきたボールをフリーになったクドゥスに左足で合わせられて痛恨の失点。ガーナが3-2と勝ち越しに成功し、このまま勝ち点3を手にした。

 韓国は2試合を終えて1分1敗となり、最終戦でポルトガルから勝利が必要な状況に追い込まれた。試合終了は韓国ボールのコーナーキック(CK)になるタイミングでのホイッスルだったため、韓国のパウロ・ベント監督はアントニー・テイラー主審に猛抗議。テイラー主審からはベント監督にレッドカードが提示された。(FOOTBALL ZONE編集部)