カタール・ワールドカップ(W杯)グループH第2節、韓国代表vsガーナ代表が28日に行われ、2-3でガーナが勝利した。

初戦のウルグアイ代表戦を互角以上の戦いでゴールレスドローとした韓国は、ウルグアイ戦のスタメンから3選手を変更。ファン・ウィジョやイ・ジェソンらに代えてチョン・ウヨンやクォン・チャンフンらがスタメンとなった。

一方、ポルトガル代表との打ち合いを2-3と敗れたガーナは、ポルトガル戦のスタメンから3選手を変更。ジョルダン・アイェウが先発となり、兄のアンドレと共に先発となった。

韓国がアグレッシブな入りを見せた中、ガーナを押し込む展開で立ち上がる。しかし決定的なシーンを作れずにいると、24分にガーナが先制する。FKの流れから混戦の中をサリスが蹴り込んだ。

失点後も韓国が気落ちすることなく前がかる展開で推移。しかし34分にガーナがリードを広げる。左サイドからのJ・アイェウのインスウィングクロスをクドゥスが頭で流し込んだ。

ハーフタイムにかけても韓国が押し込み、45分にはチョン・ウヨンのカットインシュートでゴールに迫ったが得点は奪えず、効率的な攻撃を見せたガーナが2点をリードして前半を終えた。

迎えた後半、ガーナが押し込む入りとなった中、53分に韓国に好機。キム・ジンスの左クロスにチョ・ギュソンがヘッド。枠を捉えていたが、GKジギのファインセーブに阻まれた。

それでも58分、韓国が1点差に詰め寄る。直前に投入されていたイ・ガンインの正確な左クロスをチョ・ギュソンがヘッドで押し込んだ。止まらない韓国は61分、一気に追いつく。オーバーラップしたキム・ジンスが左サイドゴールライン際からクロス。再びチョ・ギュソンがヘッドで叩き込んだ。

しかし69分、ガーナが勝ち越しに成功する。メンサーの左クロスをイニャキ・ウィリアムズは空振り。だが、ファーサイドにいたクドゥスが押し込んだ。

再び追う展開となった韓国はイ・ガンインの直接FKやキム・ジンスのボレーでゴールに迫った中、77分にファン・ウィジョを投入。

終盤にかけては韓国の攻勢が強まったが、同点弾を奪うには至らず。10分の追加タイムを凌いだガーナが打ち合いを制してグループズテージ突破に望みをつないだ。