韓国代表は現地時間11月28日、カタール・ワールドカップのグループステージ(H組)第2戦でガーナ代表と対戦。一度は2点のビハインドを追いついたものの、2-3で敗れた。

 しかも、最終盤に得たコーナーキック―を蹴らせてもらえずに試合が終了し、パウロ・ベント監督はレフェリーに猛抗議。レッドカードで、次のポルトガル戦に指揮を執れなくなってしまった。

 FIFAランクではW杯出場32か国中最下位(61位)の相手に3ゴールを許して敗れた韓国の戦いぶりを酷評したのが、中国のメディアだ。

 ポータルサイト『捜狐』は「何を恐れている? 前半で2失点、アジアの奇跡は終わった?」と題した記事を掲載。次のようにこき下ろした。

「韓国のようなチームはテクニカルなチームも守備的なチームも恐れていないと思う。しかし、攻撃が好きで、信じられないほどのフィジカルを備えたアフリカのチームと相対して、韓国は本当に弱小国のようだった」

【動画】「明らかに手に当った」韓国サイドが批判したガーナの先制ゴール!


 また別の記事では「今回は韓国が開催国ではない!チーム全員で審判を囲み、監督は退場、ファンは号泣」と刺激的な見出しをつけ、次のように伝えた。

「試合全体のデータから判断すると、韓国は優勢だったが、最終的に試合に敗れ、監督は退場となった。出場停止の危機に女性ファンから怒号が飛び交った。韓国指揮官がレッドカードで退場となったのを見て、多くのファンが今日の韓国サッカーに嘆き悲しんだ」

 記事は「2002年の日韓W杯ではホームアドバンテージを頼りに、(グループステージで)ポルトガル代表の悲劇をもたらした。韓国は勝者となり、準決勝に進出した。20年経った今、韓国サッカーは恥ずかしい報復を受けようとしている」

 2試合で勝点1の韓国は、指揮官不在のなか、ポルトガル代表を返り討ちにできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部