【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループG】ブラジル1-0スイス(日本時間11月29日/スタジアム 974)
スイス代表の守護神ヤン・ゾマーは33歳にしてキャリアハイと言ってもいいほどの素晴らしいシーズンを歩んでいる。その好調ぶりはワールドカップでも遺憾なく発揮され、ブラジル代表戦でもビニシウスの強烈ボレーを難なく弾き出すなど、輝きを放っていた。
ゾマーがブラジルの前に立ちはだかったのは、26分の場面だ。右ウイングのラフィーニャから左ウイングのビニシウスというピッチ幅を使った攻撃でスイス代表の守備陣形を崩しかけたが、そこにはゾマーがいた。
フリーでシュートを放ったビニシウスは枠外へふかさないよう、ていねいに流し込もうとしたが、ゾマーが両手で枠外へと弾き出した。ABEMAで解説を務めた中田浩二氏は「両チームの攻防がすごいですね。シュートがよくヒットしなかったとはいえ、ゾマーがすごい」と、ブラジルの1点もののプレーを食い止めたゾマーを賞賛した。
このスーパーセーブにABEMA視聴者も「ゾマーがいるのでデカイ!」「ゾーマは大魔王」「このチームにはゾマーがいた」「神ゾマー」と感嘆のコメントが多く寄せられた。
今季ゾマーは所属するボルシア・メンヒェングラートバッハでバイエルン・ミュンヘンを相手に1試合で19セーブを記録したこともある。その片鱗をワールドカップでも見せつけており、優勝候補ブラジル代表相手にも最少失点でピンチをことごとく防いでみせた。
(ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)