チョ・ギュソンに関して欧州クラブが問い合わせ

 韓国代表FWチョ・ギュソンは、11月28日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第2戦のガーナ代表戦(2-3)で圧巻の2ゴールを叩き込んだ。韓国メディアによれば、24歳のアタッカーに対して早くもヨーロッパから熱視線が注がれているという。韓国誌「週刊朝鮮」が伝えた。

 韓国はガーナ戦で前半24分にDFモハメド・サリス、同34分にMFモハメド・クドゥスに被弾。ハーフタイムにMFナ・サンホ、後半11分にMFイ・ガンインを連続投入すると潮目が変わる。

 後半13分にイ・ガンインの絶妙なパスからチョ・ギュソンが合わせて1点返すと、直後の同16分にもチョ・ギュソンが合わせて連続ゴール。韓国が一気に盛り返して2-2と同点に追い付いた。その後、再び勝ち越しを許して敗れたが、韓国サッカー界で初となるW杯で1試合2ゴールを記録したチョ・ギュソンの株は上がっているようだ。

 大韓サッカー協会のイ・ヨンピョ副会長は韓国放送局「CBS」に対し、「チョ・ギュソンに対してヨーロッパのクラブからスカウト関連の連絡が来た」と明らかにしたという。

 記事によれば、チョ・ギュソンの性格をはじめさまざまな事項に関して調査があり、ヨーロッパのクラブから関心が高まっている様子。イ・ヨンピョ副会長は「Kリーグファンでなければ分からないかもしれないが、チョ・ギュソンはKリーグの中で知られた実力者、左足、右足ともに使いこなせ、いいシュートを持っている」と評価している。

 チョ・ギュソンは、韓国1部全北現代からヨーロッパに羽ばたくことになるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)