マンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスが自身の信条を明かした。イギリス『サン』が伝えている。

今夏にアヤックスからユナイテッドへと移籍したL・マルティネス。当初はセンターバックでありながら180cmにも満たない身長を理由に「プレミアリーグでは通用しない」などと批判されるも、今ではチームの不可欠な存在となっている。

現在はアルゼンチン代表としてカタール・ワールドカップ(W杯)に参戦中。30日に行われるグループ最終節のポーランド代表戦を控えた前日会見では、逆風を乗り越え、ファンからの信頼を揺るがぬものにした今季前半を振り返った。

「周りの人から学び、周りの人が話す言葉、意見に耳を傾けるという心構えがとても大事だ。何よりも、自分自身は傲慢であってはならず、規律を重んじ、道徳的であり、良い人間でなくてはならない、と思ってやってきたよ」

一方、決勝トーナメント進出がかかる大事な一戦を前にし、アルゼンチン国民からの期待やプレッシャーを感じるかと問われると、それを認めつつ、それこそがやりがいだと口にした。

「W杯のそれ(重圧)は、他の大会と比較できないものだと知った。僕らはアルゼンチンのファンと生きた関係を築いていて、彼らの存在が僕らをやる気にしてくれている」

「どんな試合でも重要なのは冷静に戦うこと。ただでさえプレッシャーが大きい中、自分で自分を追い込む余裕はないんだ。このシャツを着るなら全力を尽くすと同時に、冷静でなくてはならない」