FIFAワールドカップカタール2022・グループC第3節、サウジアラビア代表対メキシコ代表が現地時間30日に行われた。サウジアラビアは前節のポーランド戦とは異なり、4-4-2のシステムを採用した。メキシコも前節のアルゼンチン戦とは異なり、4-5-1を採用し、中盤を厚くして試合に臨んだ。

 決勝トーナメント進出のためには勝利だけではなく、大量得点が必要なメキシコは前半からボールを支配しサウジアラビアゴールに迫るもなかなか得点を奪うことができない。

 ライン際でのプレーの際に痛めたのか37分、アリ・アル・ブライヒがリヤド・シャラヒリと交代を余儀なくされる。前半アディショアンルタイムにメキシコ陣内に攻め込むも得点を奪うことができず、両者無得点で前半を終える。

 後半開始に試合が動く。47分、コーナーキックをセサル・モンテスがフリックし、それにエンリ・マルティンが合わせてメキシコが先制に成功する。

 さらに52分、ルイス・チャベスがFKを直接ゴールにたたき込み、メキシコがリードを2点に広げる。86分、裏に飛び出したウリエル・アントゥナがゴールネットを揺らすもオフサイドとなる。

 しかし、後半アディショナルタイムにサーレム・アッ=ドーサリーにゴールを許し、メキシコが2-1で勝利するもグループリーグ敗退となった。

【決勝トーナメント表】カタールW杯<組み合わせ>
【グループリーグ順位表】カタールワールドカップ<組合せ>
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