【FIFA ワールドカップ カタール 2022・グループF】クロアチア0-0ベルギー(日本時間12月2日/アフメド ビン アリ スタジアム)

 FIFAランク2位のベルギーがまさかのグループリーグ敗退となった。一方、前回大会準優勝のクロアチアは順当にベスト16入りを果たした。

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 前半17分にクロアチアの最大のチャンス「PK」が与えられ、ルカ・モドリッチ(レアル マドリード/スペイン)がボールを置き蹴ろうとするも、VAR介入となり、クロアチアのオフサイドで取り消しとなってしまった。その際、モドリッチは怒りの表情を浮かべていた。その後もクロアチアは何度もベルギーゴールを襲うも、ティボ・クルトワ(レアル マドリード/スペイン)が好セーブを連発し、両チーム無得点のままで後半戦へ。

 後半は、度重なるケガに見舞われトップコンディションをなかなか取り戻せずにいたロメル・ルカク(インテル/イタリア)が頭から出場。3分にケビン・デブライネ(マンチェスターC/イングランド)からのクロスをルカクがヘディングであわせ、さっそく得点チャンスを生んだ。後半14分にもこぼれ球にルカクが反応し決定的な場面があったが、ゴールポストに嫌われた。

 白熱の攻防戦を繰り広げるも、そのままスコアレスで引き分け。モドリッチ率いるクロアチアが決勝トーナメントに進出し、“赤い悪魔”ベルギーはまさかのグループステージ敗退となった。
(ABEMA/FIFAワールドカップ カタール 2022)