ビクトル・ゴメス主審のポジショニングが物議

 森保一監督率いる日本代表は現地時間12月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)第3戦でスペイン代表と対戦。後半に2-1と逆転に成功したなか、ビクトル・ゴメス主審のポジショニングについて様々な意見が上がっている。

 初戦でドイツ代表に2-1と逆転勝利を収めた日本だが、先発5人を入れ替えた第2戦ではコスタリカ代表に0-1で敗れてしまう。この結果、グループリーグ最終戦となる第3戦を2位で迎えたが、スペイン戦に敗れるとグループリーグ敗退、勝利すれば決勝トーナメント進出、引き分けの場合は同時刻にキックオフされるドイツとコスタリカの試合の結果次第となる。

 日本は前半11分に先制点を奪われたものの、粘り強い戦いで2点目は許さず。後半にMF堂安律、MF田中碧のゴールで逆転に成功した。一方、前半は南アフリカ出身のゴメス主審は中央のエリアで両チームの選手と重なる場面が散見された。

 元国際審判員・プロフェッショナルレフェリーの家本政明氏は「今日の試合の主審のポジションはよくないですね」と指摘。アルビレックス新潟の元日本代表DF千葉和彦も「レフェリーが確実に日本とスペインのパスコースとスペースを消しにくる前半戦」と、両チームのパスワークが阻害される回数が多かったことに言及している。

 これらの投稿には「何度かパスコース消してますね」「自分も気になっていた所でした」「全くおんなじことを言ってました!」と共感の声が多く寄せられている。(FOOTBALL ZONE編集部)