現地時間12月１日、カタール・ワールドカップのグループE第３戦、日本対スペインが行なわれ、日本が堂安律、田中碧のゴールで２－１の逆転勝利を収めた。

　同時刻に行なわれていたコスタリカ対ドイツは４－２でドイツが勝利。この結果、日本が首位通過を決め、２位のスペインとともに決勝トーナメントに駒を進めた。

　中東メディア『Al Jazeera』は「日本はスペインをイラつかせた」と報じ、この勝利に大喝采を贈っている。

「日本がスペインを２－１で下し、ベスト16進出を決めた。後半の早い時間に２点を取り、ハリファ国際スタジアムを再び歓喜の色で染め上げたのである。彼らは下馬評を覆し、ドイツとスペインに勝利し、グループEを首位で終えた。スペインは２位で生きながらえたが、ドイツを敗退に追いやったのは衝撃だ」
【W杯PHOTO】日本 ２－１ スペイン｜堂安&田中のゴールで逆転勝利！堂々の首位通過でベスト16進出！
　また、「この試合はフットボールの魅力にあふれていた」と綴っている。

「フットボールではこういうことが起こる。だからこそ、我々はこのスポーツが好きなのだ。中東の人々も熱狂するほどの力がある。グループステージを巡るドラマは、メキシコがベスト16進出まであと一歩まで迫った昨晩がピークだと思われた。

　だが、今夜はそれを凌駕した。ジェットコースターのような感情、振り子のような運命の変化、そして頭がクラクラするような数字の変動。このサプライズを上塗りする可能性が残っているのは、ウルグアイとガーナだ」

　グループEを首位で通過した日本は、決勝トーナメント１回戦でクロアチアと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部