スペイン戦で日本が逆転勝利、スペイン代表MFブスケッツが日本に言及
森保一監督率いる日本代表は、現地時間12月1日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3節でスペイン代表と対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。試合後、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツは日本に衝撃を受け、「あの強さは予想外だった」とコメントしている。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」が伝えた。
記事では「ブスケッツが『日本のあの強さは予想外だった』と驚いた口調で言った」と記し、日本の逆転劇に脱帽と報じている。
試合は前半11分、FWアルバロ・モラタのゴールで失点。ハーフタイムにDF長友佑都に代えてMF三笘薫、MF久保建英に代えてMF堂安律を投入。すると後半3分に堂安が同点ゴールを奪うと、後半6分にMF田中碧の逆転ゴールが生まれた。
攻守の舵取り役を担ったブスケッツは「ゲームはコントロールされているように見えたし、驚いた。日本のカウンターアタックは強力だった」とコメント。前半からスペインがパスをつないでゲームを支配していたなか、日本が後半に入って一気に圧力を強めて状況が一変した。
記事では「スペインの驚きは明らかだった」と指摘。リード後の日本はコンパクトな守備ブロックを形成してスペースを与えなかったなか、ブスケッツは「(日本が)スペースを上手く消していた」と脱帽した様子で語っている。
ドイツ代表に続き、スペインも撃破した日本が首位通過となり、2位がスペイン、3位ドイツ、4位コスタリカとなった。グループ1位の日本は、12月6日の16強でグループF2位のクロアチアと対戦する。(FOOTBALL ZONE編集部)