流れを変えた堂安の一撃をスペイン紙が高く評価

 森保一監督率いる日本代表は、現地時間12月1日のカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3節でスペイン代表と対戦し、2-1の逆転勝利を収めた。スペイン紙「マルカ」は両軍の採点を公開し、両軍のなかで日本から唯一「3つ星」の最高評価が与えられている。

 試合は前半11分、FWアルバロ・モラタのゴールで失点。ハーフタイムにDF長友佑都に代えてMF三笘薫、MF久保建英に代えてMF堂安律を投入すると流れが一変する。

 後半3分に堂安が豪快な一撃でゴールを奪うと、後半6分には三笘の折り返しから田中碧が押し込んで逆転ゴールを奪い、2-1と逆転勝利を収めた。スペイン紙は両軍の採点を公開した。

 記事では「モラタのリードは一瞬にして消えた。まずは堂安がミスを突いた」と指摘し、貴重な同点ゴールを決めた堂安に3つ星の最高点を与えている。そこから流れが激変し、「チームは5分間で2ゴールを許し、突破と敗退の間を行き来しながら、ベンチとピッチはパニックモードに陥った」と伝えており、流れを変えた一撃を高く評価していた。

■日本代表
【スタメン】
GK
権田修一 ★

DF
谷口彰悟 ★★
板倉 滉 ★
吉田麻也 ★

MF
長友佑都 ★★
久保建英 ★
守田英正 ★★
伊東純也 ★★
鎌田大地 ★
田中 碧 ★★

FW
前田大然 ★

【途中出場】
堂安 律 ★★★
三笘 薫 ★★
浅野拓磨 ★
冨安健洋 ★
遠藤 航 ★

【監督】
森保 一 ★★(FOOTBALL ZONE編集部)